学校情報ブログBLOG

2024.01.11

エアライン科

先生ブログ

【就職】元外資系CAが語る!CAの世界|三好あいり

皆さんは「CA」という言葉を聞くと、「キラキラしている」「世界中を旅出来て楽しそう」「女性社会で大変そう」など様々なイメージがあるのではないでしょうか。

 

どんなお仕事もそうだと思いますが、実際のCAの仕事内容は、決して華やかなことばかりではなく、体力的にも精神的にも大変なこともあります。

 

本記事では、そんな「CAの仕事内容」について経験談を交えてお話したいと思います。

 

 

CAの道を選んだ理由

 

皆さんが「CA」というお仕事をめざしたきっかけは何でしょうか?

 

私は、CAをめざす人は勝手ながら幼少期から海外経験が豊富で、英語が堪能な帰国子女が志す仕事だと思っていました。しかし、私は帰国子女でも無ければ、毎年海外旅行に出かける家庭で生まれ育ったわけではありません。

 

初めて飛行機に乗ったのは小学校の時。親族の結婚式に参列するために沖縄へ行ったときでした。元々飛行機を見ることは好きでしたが、実際に搭乗すると胸の中のワクワクが溢れ出し、終始回りをキョロキョロと見渡していました。

 

その際に乗務されていたCAさんがとても親切に接してくださり、終始ニコニコと笑顔でお仕事をされていた姿を見て感動しました。

 

そして「私もこの人のようになりたい」と、CAになることを決意しました。

 

 

留学経験が広げるCAの世界

 

CAになるには必ずしも留学経験が必須ではありません。しかし特に「国際線の乗務」をめざすのであれば必ず「英語力」が求められます。

 

私は机に向かってコツコツと勉強ができるタイプではないので、英語を効率的に早く身につける為に長期留学制度のある高校、大学を選択。英語が堪能だったわけでもなく、日常会話もままならないまま日本を飛び出したので、初めての留学ではかなり苦労しました。毎日がホームシックとの闘いでしたが、この経験があったからこそ夢へ大きく前進できたのだと確信しています。

 

当校にも、留学できる制度がしっかり整っているので、このチャンスを大いに活かして夢への第一歩を踏み出してほしいと感じています。

 

 

CAのリアルな仕事内容と専門学校での学び

 

CAが実際にどのように勤務し、何をするのかについてご紹介します。

 

まずCAは出発の2時間ほど前に空港内のオフィスで「ブリーフィング」と呼ばれるミーティングをします。乗務する便のお客様情報や実施するサービス内容、安全設備など大切な情報を確認します。

 

その後、乗務する飛行機へ移動し、お客様を迎える準備を行います。実はこの時、機内は大忙し!私たち乗務員だけでなく清掃、整備、機内食ケータリング、グランドスタッフなど多くの人が出発時間に間に合うように動き回っています。

 

これらの時間を経て、忙しかったことを一切感じさせないようにフレッシュな装いをしながらお客様をお迎えしフライトが始まります。

 

フライト中の業務は皆さんが想像している通りドリンクやお食事のサービスがメインになりますが、出発前後はどんな業務よりも大切な「保安業務」を担っているのもCAの特徴の一つです。不測の事態に備えてしっかりと訓練を受けていますが、突然何が起こるかわからないので毎度のフライトは緊張していました。

 

専門学校では、授業の中でこのようなサービスの知識や保安の知識を事前に身につけておくことができます。そのため実際にCAとして入社し訓練が始まった時のことを想像しやすいでしょう。

 

 

CA まとめ

 

CAへの憧れを実現させるには、競争率が高い狭き門をパスする必要があります。

 

その競争を勝ち取る為に、当校では元客室乗務員がリアルな経験を赤裸々に語り、現場での乗客とのコミュニケーション、危機管理などCAに求められるスキルを身につけるための実践的なトレーニングを行っています。

 

「専門学校なんてどの学校も一緒でしょう?」そう感じる人も少なくないと思いますが、当校には充実した留学制度、機内そっくりの実習室、そして何より明るく元気な「ひと」が揃っています。それを確かめるには、実際に足を運んでいただくほかありません。

 

オープンキャンパスで皆さんにお会いし、CAの魅力をもっと語らせていただけることを楽しみにしています♪

 

 

この記事を書いた人

三好 あいり(みよし あいり)

エアライン科専任講師 / 客室乗務員(CA)

関西大学卒業。シンガポール航空にて客室乗務職として5年半勤務後、本校入職。講師歴2年。

高校・大学でそれぞれ10カ月の留学を経験し英語力を身につけ、憧れのCAに。毎日が刺激的だったフライト生活の魅力をお伝えします。担当授業は、エアライン科目、英語科目。

この記事をシェアする