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2023.07.19

外国語学科

韓国語

韓国の歴史や伝統文化に学ぶ

こんにちは!

今回ご紹介するのは、「韓国の歴史と伝統文化」です。

韓国は日本のお隣の国で、船や飛行機で気軽に訪れることができます。

コロナ禍は気軽に行きづらくなってしまった韓国旅行ですが、最近は随分と規制が緩和してきましたので、韓国へ旅行に行く人々も徐々に増えてきましたね!

 

今回は韓国の歴史や伝統文化について簡単にご紹介します。韓国の歴史や伝統文化を知れば、韓国旅行がもっと楽しくなります!

 

 

韓国の歴史

朝鮮半島とその周辺地域に人が住み始めたのは、約70万年前からと言われています。

 

三国時代〜統一新羅

石器時代に誕生したさまざまな部落が次第に中央集権国家を形成し、「三国時代」と呼ばれる時代に突入していきます。朝鮮半島の広大な領土を治めていた「高句麗」、現在の漢江近くから発展した「百済」、朝鮮半島南東部にあった「新羅」の3国から、三国時代と呼ばれています。

この3国の名前は教科書にも掲載されていて日本の歴史の授業でも学習する内容なので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

その後新羅が徐々に力を増していき、676年には朝鮮半島が統一され、新羅の時代に入りました。

 

高麗〜朝鮮時代

10世紀に入ると、新羅に反旗を翻し、高麗が建国されました。

ちなみに韓国の英語名「Korea(コリア)」はこの「高麗」に由来しています。この頃発達した文化は非常に高度で、さまざまな文化的偉業を成し遂げた時代だと言われています。

そして1392年、朝鮮が建国されました。

この時代には、韓国の文字「ハングル」が創製されたり、政治の基準となった「経国大典」が編纂されたりと、国の基盤となる法制度や文化、学問が整備されていきました。

 

日本の植民地時代〜独立・現代

1910年、日本が韓国を強制併合し植民地支配下に置きました。

1919年3月1日、日本政府からの独立を求める平和的な運動が全国に広がりました。運動は失敗に終わりましたが、この3月1日という日は、今でも独立運動の記念日として韓国の祝日に制定されています。

 

1945年8月、日本の降伏により完全に独立を果たしました。その後、北緯38度を基準として南北で対立し、1948年に大韓民国政府が樹立しました。

 

そして現在、戦後急速に近代化・産業化を遂げました。韓国の音楽や映画、ドラマなどのポップカルチャーなど、今では世界中の人々が韓国の文化に慣れ親しんでいます。

 

 

韓国の伝統文化

韓国の伝統文化は、美術、音楽、舞踊、食文化など多岐にわたります。

「韓服(한복 / ハンボク)」や伝統的な名節「秋夕(추석 / チュソク)」など、韓国独自の文化があります。

 

ハンボクは、鮮やかな色合いと独特の形状が特徴的な韓国の民族衣装です。チュソクは、韓国の最大の祝日で、毎年秋にお墓参りや家族で集まって食事をしたりします。家族への愛や感謝の気持ちを表す旧正月の名節です。

 

また、韓国には「ビビンバ」や「サムギョプサル」、「チーズタッカルビ」などのような独特な食文化もあり、日本国内でも若い人々を中心に非常に人気です。

 

 

まとめ

今回は、簡単に韓国の歴史や文化についてご紹介しました。韓国は、古代から続く歴史や多様な伝統文化があり、それぞれの時代において発展し、独自の特徴を持っています。また、韓国の食文化も魅力的です。

ソウル街中にも歴史を感じられる遺跡やスポットが複数あります。

ぜひ、機会があれば韓国に足を運んで、その魅力を体験してみてください!

この記事を書いた人

吉田 美香 先生

入学相談アドバイザー

株式会社ベスト-アニバーサリーにてドレスコーディネーターとして4年間勤務。人の心に灼きつくプロのおもてなしを追求し、300組以上のコーディネートをプロデュース。
現在は、広報室で『明るく・楽しく・元気に』をモットーにたくさんの高校生・進路に悩む方々の夢を見つけるため、進路アドバイザーとして日々切磋琢磨している。

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